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丹生川上神社@奈良のパワースポット

>>厳選パワースポット・神社巡り

丹生川上神社は上社、中社、下社とあり、いずれも奈良吉野の深い山間に位置しています。

私は今回の神社巡りの旅で3社すべて参拝してきました。

記録によると、丹生川上神社は古来から祈雨、止雨を司る水の神様として
朝廷からも崇敬されていた格式高い神社でしたが、
戦国時代以降はその所在地すら不明となってしまったそうです。

明治以降、所在地の研究調査が行われ、もとは別々の独立した神社だったこの3社が、
その時代の調査結果に基づいて候補地として順次選定されたという経緯があり、
それが丹生川上神社が上社、中社、下社と3社ある理由でもあるようです。

3社とも主祭神が違いますが、共通しているのはいずれも水の神様であることです。

丹生川上神社下社
丹生川上神社下社(主祭神・闇龗神)

丹生川上神社中社
丹生川上神社中社(主祭神・罔象女神)

さて、パワースポット特有のエネルギー的な感覚は3社とも特に私は感じなかったのですが、
丹生川上神社上社に訪れた時にちょっと嬉しい出来事がありました。


2、3日前から近畿地方は天気が不安定で、上社に行った日も雨が降ったりやんだりの天気でした。

そろそろ上社が近くなってきたころ、急に雨が強くなり、風も吹いてきて、
この天候の中で参拝することを思うとちょっと憂鬱な気分で車を運転していました。

しかし、もう間もなく上社に到着するところまで来ると、
不思議なことに雨は小降りになり、なんと太陽まで顔を見せはじめました。

そして、国道から吉野川沿いの道に入り、何気なくダム湖の方に目をやると、
なんとそこには大きくてきれいな虹がかかっていました。

一気にテンションが上がり、大興奮の中、丹生川上神社上社に到着。

丹生川上神社鳥居
丹生川上神社上社鳥居(主祭神・高龗大神)

私の頭の中は神社がどうとかいうよりも、とりあえず、虹!

神社がちょうど高台にあったので、ばっちり虹が見えました。

丹生川上神社上社
丹生川上神社上社鳥居と虹

しばらく虹に見とれたあと、ようやく我に返り、さっそく参拝することに。

私はほとんど何の予備知識もなく行ったので、この時はよく知らなかったのですが、
案内板を見ると丹生川上神社上社は龍神総本宮でもあるらしく、
しかも主祭神は高龗大神(たかおかみのおおかみ)という水、雨を掌る龍神様。

丹生川上神社上社由緒
案内板

神社で虹なんてなんか縁起がいいなあ、くらいに思っていましたが、
龍神様が祀られている神社ということになると、水の一つの表現であるこの虹が
とても意味のあることのように思えてきました。

もしかしたら、龍神様が歓迎してくれたのかもしれない、と
ちょっと自分に都合よく考えてみると、この虹が非常に愛しく、とても嬉しく、
この盛大な歓迎に感謝の気持ちがあふれてきました。


参拝を済ませたあと、ふらふら歩いていると、境内のすみの方のダムを見下ろす場所に、
「元宮(旧御社殿跡)遥拝所」という看板が立っているのが目につきました。

なんのことなのかまったく意味がわからず気になったので、
社務所にいた宮司さんに尋ねてみました。

話によると、この神社はダム建設に伴い現在のこの地に移転してきたらしく、
もともとの神社があった場所は今はダムの底に沈んでしまったのだそうです。

先ほどの遥拝所はそこに向かって手を合わせる場所というわけです。

元の社殿がどのあたりにあったのか聞いてみると、
宮司さんも移転後に着任されたそうでちゃんとした場所はわからないけど、
ダムの真ん中にある人工島のような場所の近くに浮かんでいる
ブイの下あたりと聞いている、という話でした。

その時はすでに虹はうすくなっていてあまり気にもとめなかったのですが、
後日、何枚か撮影した虹の写真を見ると、ちょうど宮司さんの話していたブイのあたりに
虹の付け根がきていたことがわかりました。

丹生川上神社上社大滝ダム
旧社殿の真上にかかる虹

多少場所がずれている可能性を考慮しても、この日の虹は
少なくとも旧社殿の上空にかかっていたということは間違いなさそうです。

だからどうしたと言われればそれまでですが、
私の中では勝手な妄想がはたらき、龍神様をより身近に感じる思いがしました。



さて、今回この記事を書くにあたり、丹生川上神社上社について調べてみると
いろいろなことがわかってきました。

大滝ダム建設に伴う移転後、元境内地の発掘調査をした結果、
本殿跡の真下から平安時代以前の自然石を敷き並べた祭壇跡など、
時代の変遷とともに数々の遺跡が出土。

さらに、縄文時代の祭祀跡とみられる、いわゆるストーンサークルも発掘されたそうです。

つまり、丹生川上神社上社の元境内地は
祭祀空間として縄文時代から脈々と受け継がれてきた聖地だったということです。

この聖地が今はすでにダムの底。

でもダム計画がなければ遺跡発掘もなかったわけで、とても複雑な気分です。


ここまで来ると、本当の丹生川上神社がどこかという問題は、
もうどうでもいいような気がしてしまいます。


以下、宮司さんに頂いた「ご参拝のしおり」より

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 当社境内地は、昭和三十四年の伊勢湾台風による大滝ダム建設に伴い、水没のやむなきこととなり、天下万民の幸福のため、現在地に平成十年三月にご遷移しました。

 その後に行われた県立橿原考古学研究所による元境内地の発掘調査の結果、本殿基壇の直下から数期にわたる神社関連遺構が検出され、奈良時代後半から平安時代前期頃に祭場として意識され、平安末期から鎌倉初頭には社殿が建立され、その後、造替を繰り返して現代にまで奉祭され続けてきたことが明らかにされました。

 「延喜式」に名が見える古社の全面的発掘は初めてのことで、神社・社殿建築の歴史・展開を考えるうえで貴重な事例とされています。

 また元境内地からは、長さ三十センチメートル前後の石棒が十本以上出土。うち一本は直立した状態でした。これらは縄文時代中期末〜後期初め(約四千年前)の祭祀跡とみられています。
----------------------------------------------------------------------


丹生川上神社上社の元境内地に関して興味のある方は、以下のサイトがおすすめです。

湖底に沈む、丹生川上神社上社跡地
聖地の終焉〜我等の時代に
聖域のかたち

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