数年ぶりにパーティーに行ってきました。
ここでいうパーティーとは、レイヴパーティーのことで、
さらに言えばサイケデリックトランスパーティーのことです。
ご存じない方のために補足すると、
レイヴパーティーとは野外の音楽イベントのことです。
「野外」というところがポイントです。
今日行ったのは昼ごろスタート、夕方までのフリーパーティーでしたが、
自分の好みの音ではなかったので正直いまいちでした。
数年前まではこの類のパーティーによく行っていました。
長野、山梨、青梅、伊豆、お台場、代々木公園などなど
大きいものから小さいものまでいろんなところで踊っていました。
ヒッピーの聖地として有名なインドのゴアに行って、
年越しの一カ月くらいパーティー三昧の日々を過ごしたこともあります。
今日は数年ぶりに野外のパーティーに行ったことで
その当時のことを思い出し、
懐かしさがこみ上げる一日となりました。
私が自然を感じるのが好きなのも、
空と大地、太陽と月に何か特別な意味をつけるようになったのも、
すべてパーティーが原点のような気がしています。
月や星空を眺めて踊っていた時間が過ぎ、
いつの間にかあたりがうっすらと見えることに気が付く感覚。
次第に明るくなり、東の空に輝く太陽を見つけたときの興奮。
そして、灼熱の太陽の光を全身に浴びて、
そのエネルギーを感じながら、大地を力強く踏みしめて踊るあの一体感を
レイヴに行ったことのある方は共感できると思います。
自然と一体となって音楽に身を任せるのがレイヴの素晴らしいところです。
パーティーはクラブなどの室内でもありますが、
私は野外、特に自然の中で踊るからこそ意味があると思っています。
私の場合、自然への畏敬、感謝、そして自分が自然の一部という感覚が生まれ、
自然の中で生活がしたいと思うようになったのも、
レイヴカルチャーやヒッピーカルチャーの影響が少なからずあるはずです。
若い時期にレイヴに傾倒していたことが、
私の今の価値観の一部を形作っていることは間違いなく、
まさに運命的な、必然の数年間だったと今あらためて実感しています。
ちなみにレイヴパーティーとはこんな感じ↓