ヘミシンクとは、故ロバート・モンロー氏が開発した音響技術で、
左右の耳に異なる周波数の音を聞かせることによって
左右の脳波を同調させ、脳を「集中した全能状態」へと導き、
人間の意識を覚醒状態から変性意識状態へもっていくことができるというものです。
体外離脱や死後世界の探索といった
今まで神秘的体験と呼ばれていたような意識状態を体験することが
このヘミシンクを聞くことで可能になってしまったわけです。
私がヘミシンクを知ったのは、船井幸雄さんの本がきっかけだったと思います。
そしてさらに坂本政道さんや森田健さんのように、
体外離脱や死後世界の探索、過去世体験、宇宙探索などを
ヘミシンクで実際に体験した方の本を読んでみたりもしました。
それはそれはすごい体験をみなさんしてらっしゃいます。
本来、ヘミシンクはアメリカのモンロー研究所で
プログラムに参加することで体験することができますが、
CDやダウンロードの形で一部市販されています。
ちなみにこんなサイトもあります。
ヘミシンクの試聴とダウンロードができるサイト
http://hemi-sync-download.seesaa.net/ヘミシンクCDといっても、知的能力の向上や
深いリラクゼーションなどを目的とした様々な商品がありますが、
その中でもゲートウェイ・エクスペリエンスというシリーズ(CD18巻)は、
自宅でヘミシンクを体験することができるというものです。
ちなみにこんな感じのCDです↓
(クリックするとCDの内容の詳細やその他ヘミシンク関連商品も閲覧できます)
モンロー研究所ヘミシンクCD ゲートウェイ・エクスペリエンスWAVE1〜6セット【日本語版】私は最近、このゲートウェイ・エクスペリエンスを聴く機会に恵まれました。
朝起きた時と夜寝る前の時間帯で
約3ヶ月間、気が向いたときにベッドの上で聴いていました。
私が聴いていたのは「WAVE1−ディスカバリー【発見】」。
18枚あるCDのうちの最初の3枚です。
この段階ではフォーカス10まで体験することができるそうです。
ちなみにこのフォーカスというのは意識状態のレベルをあらわしていて、
このゲートウェイ・エクスペリエンスではフォーカス21まで行けるそうです。
フォーカス10:意識は覚醒していて、身体だけが眠っている状態。
フォーカス21:物質世界と非物質世界(こっちの世界とあっちの世界)の境目。
三途の川があるところ。
1枚のCDの中に2つのセッションが入っているので、
私は合計6つのセッションを経験したことになります。
私の場合、CDを聴き始めた最初の数回は
いつの間にか気を失うように眠っていることが多く、
回数を重ねているうちに最後まで意識を保てるようになっていきました。
CDを聴いているだけでもリラックス効果は十分にあると思います。
ただ、ガイダンスに従っていろいろな作業をする必要があって、
たとえば、自分でイメージした箱の中に
心配事や気がかりなことやネガティブな思考などを入れてふたをして箱から遠ざかるとか、
身体にためたエネルギーを頭のてっぺんから放出し、
そのエネルギーで全身をバリアのように覆って足から吸収するというイメージを続けるなど、
それぞれはっきりとイメージするのがそれほど簡単なことではなく、
指示どおりにしっかり出来ているのか最後まであいまいなままでした。
当然その時その時によって調子が良い時もあればうまくいかない時もあり、
結構調子良くうまく集中して入り込むことが出来たときは、
もしかしたらフォーカス10まで来てるか、
あるいはそれにちかい状態まできてるんじゃないかと思ったこともあります。
身体が眠っていて頭は起きている状態というのは、
金縛りになるメカニズムとして聞いたことがある人もいると思います。
私も金縛りの経験は今までに何度もあるのでその感覚はわかりますが、
もしそれとフォーカス10の状態が同じ感覚であるとするならば、
私はヘミシンクでフォーカス10を経験出来ていないということになります。
と言ってもそれを確認する術はなく、やはりはっきりしたことはわからないままですが、
一つ確かなこととして、通常の意識状態ではなく
暗くて深い静かなところに意識があったという実感はあります。
または、ある程度深い瞑想状態と言い換えることも出来ると思います。
余談ですが、私は金縛りの他に体外離脱のような体験も
過去に一度だけしたことがあります。
その時はベッドに横向きで寝ていて
身体が軽くなって少しずつ浮いていくような感覚があって急に目が覚めました。
恐怖心から目は開けなかったので確かなことは言えませんが、
身体から半分くらい抜け出ているというか、
掛け布団をすり抜けて自分の身体が半分くらい上に出ているような感じがしました。
ヘミシンクの体外離脱はまた違った感じなのかもしれません。
ヘミシンクはもちろんそれを聴いている時にいろいろな体験をするわけですが、
繰り返しヘミシンクを聴いていると、
普段の日常生活にも変化が起きてくると言われています。
私もそれはなんとなく感じました。
私の場合は自分の意識というか考えていることが言葉にしていないのに
他の人に伝わっているんじゃないかと思うことがよくありました。
具体的に言うと、自分がその時思ったり考えているのと同様のことを
その場所にいる他の人が口に出したり、
ちょうど同じタイミングで同じことを考えていたということが
あとで話したときに判明したりという感じです。
ヘミシンク効果かどうか疑わしいと言われればそれまでですが、
ヘミシンクを聴いていた時期にそういうことが多かった気がします。
坂本政道さんとバシャールの対談本、
バシャール x 坂本政道 人類、その起源と未来 を読むと、
ヘミシンクを聴くとその人を構成する波動の振動数が上がり聴くのをやめると下がるのですが、
それは聴く前の振動数に戻るのではなくそれより少し上の状態をキープするそうです。
つまり、それを繰り返しているうちに、平常の振動数が上がっていくということらしいです。
もしこれが本当であれば、普段の日常生活にも
ヘミシンク効果が出てくるということは十分に考えられることだと思います。
私は
WAVE1(CD3枚)を繰り返し聴いても
次へ進んでもよいと自分で思える状態になかなかならなかったので、
結局WAVE1しか聴いていませんが、さらに先のWAVE2〜WAVE6ではまたいろんな体験が待っているのかもしれません。
誰でもヘミシンク -サラリーマン『異次元』を旅するの著者、まるの日 圭さんのように
モンロー研究所のプログラムに参加しなくてもゲートウェイ・エクスペリエンスのCDだけで
とんでもない体験をしている人は結構いるみたいです。
私も機会があればまた聴いてみたいと思っています。