特にこれといった原因があるわけでもないのになぜかネガティブになりやすい日があって、
自分がネガティブだということには気づいていながらも、
なかなかその思考や感情が止まないことがあります。
最近、日常生活で自分の意識、思考や感情を観察する中で、
私はそんな状態を何度か経験したのですが、それには一見原因がないように見えて、
ほとんどの場合、実は毎回同じ原因があるということに何となく気づいていました。
その原因とは、疲れや睡眠不足です。
ここ最近の私の場合、ネガティブな思考や感情になりやすい日は
必ずと言っていいほど疲れがたまっているような、睡眠が足りていないような状態でした。
そんな時は睡眠時間をたっぷりとってみると、翌朝には前日の意識状態がウソのように
頭も心もスッキリしていることが多いです。
これは私に限ったことかもしれないと思っていましたが、
たまたま本日のYahooニュースにこんな記事が載っていました。
睡眠不足続くと情緒不安定=脳機能低下、うつ病など類似―精神神経センター1日約8時間睡眠を5日間続けた後と、約4時間半を5日間続けた後で
モニターに男女の恐怖の表情や幸せな表情などの画像を見せて、
脳の血流の変化を比較するという実験。
その結果、睡眠不足の場合は恐怖の表情を見たときに、
情動と記憶を担う「扁桃(へんとう)体」と呼ばれる脳の部位が過剰に活動。
その状態は、うつ病などの患者と似ていたそうです。
現実は自分の意識が創り出しているということを考えると、
ポジティブな意識でいることは非常に重要なことになってくるわけですが、
そのためにはまずしっかりと寝ることが何よりも大事なことなのかもしれません。
ちなみに、良質な睡眠を得られる時間帯は22時〜2時と言われています。